(2020,6,29)自宅学習用問題

前回の解答 入門初級クラス用問題

問題① あいてのコマをタダ取りできる次の一手をふごうでこたえましょう

【こたえ】5一龍

5一龍とあいての金を取る手がせいかいです。一見するとほかにもタダ取りできそうなコマがありますが、1一の香は馬の利きが、2八の成銀は龍の利きがあるため、タダ取りすることはできません。ぱっと見はタダ取りに見えてもすぐには取らずに、よくあいてのコマの利きをかくにんしてから取るようにしましょう。

【こたえ】3一龍

3一龍とあいての金を取る手がせいかいです。9一の香は角の利きがあるため、タダで取ることはできません。コマがみっしゅうしているため、すぐには気づきにくいですが、3一の金が浮きゴマになっていて、タダで取ることができます。このように、まわりにコマがたくさんあってもタダで取れることがあるので、どのコマがどのコマをまもっているのか、よくかくにんするようにしましょう。

問題② あいての玉をつましましょう

【こたえ】6三桂

6三桂と打つ手がせいかいです。おなじようでも4三桂はあいての角でとられてしまうのでちゅういしましょう。このかたちは「つるし桂」とよばれるつみすじで、実戦でもよく出てくるのでぜひおぼえてください。

【こたえ】1二金左、同飛、2三桂

このもんだいも桂馬のつかい方がポイントで、1二金左としてわざと金を取らせることで、桂馬を打つスペースをつくっています。あいては同飛と飛車で金を取るしかありませんが、2三桂とあいたスペースに桂を打てば「つるし桂」でつみとなります。

前回の解答 中上級クラス用問題

問題① ゆうりになるための次の一手をかんがえましょう

【こたえ】3七銀

3七銀と上がる手がせいかいです。一見すると、角の飛車銀りょう取りでこまっているようにも見えますが、3七銀とあがると飛車のよこ利きがとおるので、りょうほうどうじにうけることができます。このあとは7七銀と上がっておいてからコマぐみをすすめれば、角を手もちにしているぶん、さしやすくになります。このかたちは実戦でもよく出てきますので、銀上がりでうかるということをおぼえておきましょう。

【こたえ】3三角

3三角とおうてする手がせいかいです。このきょくめんはぜんかいの「おにごろし」を銀でうけてしまったあとのてんかいのいちれいです。あいてはつぎに5七桂成とせめる手があるので、5八金右のようにうけたくなりますが、ただうける手ではあいてのもうこうをくらうことになってしまいます。れいとして「▲5八金右△3六歩▲4七金△3二飛▲4六金△3七歩成」というてじゅんがじょうせきです。したがってあいてに3二飛とまわらせないようにもんだいずで3三角とおうてする手が良い手になります。このてじゅんは3三角とうてばややせんてがゆうりですが、じっせんてきにうけきるのはむずかしいので、おにごろしには4八金とうけるほうが分かりやすくおすすめです。

問題② あいての玉をつましましょう

【こたえ】3二飛、同玉、2三金、3一玉、4三桂不成

初手2三金や2三飛とおうてしたくなりますが、1一玉とにげられるとつみません。初手は3二飛とすてる手がせいかいで、こんどは1一玉なら2三桂不成でつみます。したがってあいては同玉と飛車を取りますが、そこで2三金とうちます。あいて玉のいちをずらしてから2三金とうつことで、1一玉とにげられなくしています。3一玉とにげる一手に4三桂不成までのつみとなります。3五の桂がだいかつやくのてじゅんですね。

【こたえ】2四桂、2一玉、1一馬、3一玉、4三桂、同金、3二金

このもんだいはこれでもかというほど桂馬のてすじをつめこんだもんだいで、初手は2四桂とうつ手がせいかいです。これにたいしてあいては同角と取ると、2二金、1三玉、2五桂で早づめになるので、2一玉とにげます。3手目の1一馬もてすじの一手で、あいては同玉と馬を取るとあたま金でつんでしまうため、3一玉とにげるしかありません。そこで4三桂が「金とう桂」のてすじで決め手となり、同金にあたま金までの詰みになります。

入門初級クラス用問題

問題① あいてのコマをタダ取りできる次の一手をふごうでこたえましょう

問題② あいての玉をつましましょう

※一手詰め

※三手詰め

中上級クラス用問題

問題① ゆうりになるための次の一手をかんがえましょう

問題② あいての玉をつましましょう

※五手詰め

※七手詰め

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